久々のこのシリーズ、今回はオオサンショウオ。
こいつはチュウゴクオオサンショウウオ。
なんでこんな話をしようと思ったかというと、ニュースでチュウゴクオオサンショウオが食用の密漁、狩猟が横行してどんどん減っているという話。
こっちが日本のオオサンショウウオ。
オオサンショウオは超うまいらしい。
日本でも食べる文化が合ったらしいが、数が減り天然記念物に指定され今は捕獲が禁止されている。
それでも食べたい人がいたのか、中国からチュウゴクオオサンショウオを輸入した結果・・・
交雑種(ハーフ)が日本の川で増えてしまうことに。
それを日本の京都、鴨川でオオサンショウウオの調査をしたところ
日本の本来の種がほとんどいない状態に・・・
京都水族館では保護を進めているようで。
では、チュウゴクオオサンショウオを返してしまおう!これもできない。返したときに日本の川にしかいないばいきん等を向こうに持ち込み、向こうの生態系を壊してしまう恐れがあるから。
交雑種は処分だ!これもできない。
どちらも保護対象な為、交雑種であろうと禁止されている。
今そんな状態らしい。
まぁなんだかんだ持ち込んで逃がした人が悪いよね。
ちなみに、中国ではチュゴクオオサンショウオを国内で保護し、放流しているそうだが、こんな話もある。
確か中国にしかいないワニ、ヨウスコウワニは一時数が超減って絶滅寸前に。
保護し、増やすことはできたが、返すところがないそうだ。その理由が
・返す川の環境が悪い
・返す川が民家の近くで反対
・返してもたべちゃう
だそうだ。
どちらも良い解決策がないものか・・・