今回は特別編!日本で見れるクジラとイルカをまとめてみました!
実際に見たことある種類は写真も付けて!ないものは紹介だけします!(自分で取った写真のみを使うようにするため)
レア種については細かく水族館の紹介をしますが、バンドウイルカなどどこにでもいるようなのはなんとなくの施設を紹介します!
又、この記事は随時更新していきます!
最終更新日2020.10.08
その前に、ちょっとした豆知識!
・くじらとイルカの違い
簡単に言うと大きさです。
これも実は書いてる本によって違ったりするのですが、4mより大きければクジラ、ってのが中間な気がします。
3mとか、4.5mとか、いろいろなんですよ・・・
紹介するときにどちらか書いていきます!
・イルカやくじらはどこからくるの?
基本的にはやっぱり捕まえてきます。
日本国内での場合、和歌山の捕鯨の町で捕まってきます。
例:バンドウイルカ、ハナゴンドウなど
海外のイルカの場合は、輸出国と輸入国で許可を取り合って、運ばれてきます。
例:イロワケイルカ、ベルーガなど
他には繁殖や保護なんてのもいます!
さて、スタート!
【イロワケイルカ】
見れる水族館:鳥羽水族館、うみの杜水族館
以前は・・・:サンシャイン水族館、アドベンチャーワールド、八景島シーパラダイスなど
別名、パンダイルカ、日本近海では生息していない珍しいイルカです!生息地は南米マゼラン海峡!
最初の輸入時にアメリカ経由で輸入しようとしたらアメリカに没収された経緯がある。
鳥羽水族館
鳥羽水族館
【オキゴンドウ】
見れる水族館:アクアパーク品川、太地町くじらの博物館、大洗水族館、アドベンチャーワールド、沖縄美ら海水族館、八景島シーパラダイスなど!
水族館でだいたい「くじらの仲間です!」なんて紹介されたらこいつだ!
個人的になんだけど、ショーでこのオキゴンドウを押している水族館は面白い!
又、シャチモドキという別名もあり、野生では集団で自分より大きいクジラを襲うこともあるんだとか。
ただ実は集団座礁なんかしてる種でもある。集団座礁の原因は謎。
八景島シーパラダイス
くじらのパワーで人はこんなに高く飛ぶ!
上2枚は大洗水族館、大洗では背中にアシカを乗せて泳いだりする。
2頭以上はめずらしい。
【カマイルカ】
見れる水族館:鴨川シーワールド、海遊館、下田海中水族館、伊豆三津シーパラダイス、名古屋港水族館、アクアパーク品川、浅虫水族館、新江ノ島水族館、太地町くじらの博物館、アドベンチャーワールドなど多数!
イルカの中では小型な方だが、なんと言っても運動神経抜群!
恐ろしく高くジャンプしたり、ぐるぐる回って飛んだりするとだいたいこいつ。
バンドウイルカの次に日本でよくみれるイルカ。
又、のとじま水族館では人工尾びれのカマイルカがいる。
野生でよく船にくっついて泳いだりもするらしい。
どちらも下田海中水族館にて。
鴨川シーワールドのカマイルカは一番人懐っこい気がする。
【コビレゴンドウ】
見れる水族館:太地町くじらの博物館、マリンワールド海の中道
見本で見れるクジラの一種!そして捕鯨の対象でもあり、クジラを食べた。なんて人はこいつを食べたことがあるかも・・・(ちなみに、クジラは食べたことありません・・・)
住んでいる地域によって種類があり、北ではタッパナガ、南ではマゴンドウで八景島では唯一タッパナガを飼育している。ちなみに保護個体だそうで。
オキゴンドウと同じ、集団座礁が確認されている種類。どちらも群れを大事にする種類。
全て八景島シーパラダイスにて。ここでは一緒に泳ぐこともできたが、いなくなってしまった・・・
くじらの博物館にて。
【シャチ】
見れる水族館:鴨川シーワールド、名古屋港水族館
以前は:くじらの博物館、伊豆三津シーパラダイス、アドベンチャーワールド
もう紹介不要の海の帝王!ホホジロザメだろうがイルカだろうがクジラだろうがこいつの餌食!でもクジラの仲間だよ。
非常に知能の高い種として有名だが、その分人と仲良くなったときのパフォーマンスは最高!
日本では意外に現在2か所のみ、それも血縁種だ。
名古屋ではしゃちほこ有名だからシャチほしい!のノリでシャチが来たんだとか。
海外ではショーの最中にトレーナーを襲ったことも・・・
名古屋港にて、2014年に亡くなったオスのビンゴ
鴨川シーワールドではショーが楽しめる!
同じく鴨川シーワールドにて、子シャチ(かわいい)
鴨川シーワールドにて、親子でトレーナーさんのもとに!こうみると、この子たちは本当に人が好きなんだなぁ、と思う。
【スナメリ】
見れる水族館:宮島水族館、海響館、鳥羽水族館、南知多ビーチランド、マリンワールド海の中道、うみの杜水族館など数か所。
日本の周辺でみられる小型のネズミイルカ科の種類で大阪湾などでも見れるそうです。
日本で保護対象にされていて、研究の為でも許可をとらないと触ることもできないんだそうです。
背びれがないのが特徴で、よくベルーガ(シロイルカ)と間違えられるが、サイズも住んでいる所もちがう。
ただ、こいつもバブルリングができる!
どちらも鳥羽水族館にて!カメラを向けると興味しんしんに自分から近づいてきてくれるほど好奇心が強い。
【ハナゴンドウ】
見れる水族館:新江ノ島水族館、太地町くじらの博物館、南知多ビーチランド、アドベンチャーワールド、うみたまごなど多数!
イルカの中では3番目によくみる種類。
特徴は体のキズ、一度キズが付くとその部分が白くなって一生残る。
どちらかいうとおとなしい種類で、主にイカが主食。
ちなみに、捕鯨の対象。
箱根園水族館のハナゴンドウの結ちゃん(現在は展示していないけど、良い写真なので)。
新江ノ島水族館ではショーにもでる、遊んで上に乗っかって降りるのにてこづる姿を心配するバンドウイルカ。
キズがよくわかる。
【バンドウイルカ】
見れる水族館:イルカのいるほとんどの水族館(例外、鳥羽水族館、海遊館など)
日本のほとんどの水族館でのイルカと言えばこのバンドウイルカ。
とても人懐っこく、運動神経も良いのでショーをやる水族館ではほとんどこいつ。
水族館によってはふれあいプランも多く、やっぱりキングオブイルカ?
鴨川シーワールド、ここではバンドウイルカの飼育年数国内最高を保持している。
下田海中水族館。入江一帯で飼育しており、一緒に泳ぐことも可能。
同じく下田海中水族館、トレーナーと一緒に海中ショーをする所も多い。
しながわ水族館、ゆびぱっちんしたら興味しんしんに近づいてきた!
クジラの博物館にいたアルビノのバンドウイルカ、海洋生物にもアルビノはいる!
【ベルーガ】
見れる水族館:鴨川シーワールド、名古屋港水族館、八景島シーパラダイス、島根県立しまね海洋館AQUAS、うみがたり
北極域に生息する実はクジラの仲間で、鴨川シーワールドで最初に飼育し、AQUASのバブルリングや八景島シーパラダイスのおでこぷるぷるで一躍有名に。別名シロイルカ。
水中でのコミュニケーション能力が非常に優れていて、現在もいろんな研究をしている。海のカナリアなんてあだ名もあるほど。
特に鴨川シーワールドのナックは人の言葉を真似することで有名。
八景島ではトレーナーとの水中ショーが楽しめるが、個人的には鴨川の水中ショーでのベルーガの能力をぜひ見てほしい。
ちなみに、イヌイットは食糧にするそうです。
鴨川シーワールド、どっちかがナック、
八景島シーパラダイスではふれあいラグーンで誰でも触ることができる。たまに水を吐いていたずらしてくるので注意!
鴨川シーワールドで、バブルリング!
八景島シーパラダイスでは水中ショーも!
【ネズミイルカ】
見れる水族館:おたる水族館
ネズミイルカ科の小型のイルカで、2か所でしか見ることはできないが、鴨川シーワールドでは裏に行ってしまってることが多いようで、実際はおたるぐらいでしょう。
基本的には冷たい海にいるイルカなので、鴨川シーワールドでは同じ冷たい海に住んでいるベルーガと同居している(ちなみに、鴨川では保護個体だそうで)現在は展示していない。
しかし、定置網での乱獲など、生息数が減っている種類の一つ。
鴨川シーワールドにて、ベルーガの水槽に一緒に泳いでいる。
泳ぎが速い上、暗い環境なので上手くとれず・・
【ハセイルカ】
見れる水族館:うみたまご
うみたまごで奇跡的に見れるいるか!
定置網に迷い込んだ個体を飼育員さんが優しく育てたそうで、人懐っこいと有名!
どちらもうみたまごにて。
【ミナミバンドウイルカ】
見れる水族館:沖縄美ら海水族館
バンドウイルカの亜種と思われていたが、実は別種。沖縄美ら海でした見れない非常にレアな種類!
理由はやはり飼育が難しいんだそうです。形はバンドウイルカだが、ぼちぼち模様が特徴。
美ら海水族館にて
【マダライルカ】
見れる水族館:くじらの博物館、沖縄美ら海水族館 、四国水族館
こちらも非常にレアな個体!同じく、飼育が難しい種類だそうです。
くじらの博物館にて
うみたまごにて、くちばしのまだらがよくわかる!
【シワハイルカ】
見れる水族館:沖縄美ら海水族館、くじらの博物館
やはり非常にレアなイルカ!なんと!美ら海ではショーも見れる!
けっこー人懐っこくて、人がいないと遊びにきてくれた!
【スジイルカ】
見れる水族館:くじらの博物館
なんと、世界でも和歌山のクジラの博物館でしか見れない!!
パニックになりやすいので飼育が難しいらしい。
どちらもくじらの博物館にて
【カズハゴンドウ】
見れる水族館:くじらの博物館
ときたま、集団座礁を起こしたびたびニュースになる本種。日本では唯一くじらの博物館で展示されている。
見た目はオキゴンドウににているが、小柄なのが特徴。
【カマイルカ×バンドウイルカ】
見れる水族館:しながわ水族館
しながわ水族館にいるバンドウイルカとカマイルカのハーフ、ホップ。
交雑種は自然界にもたまにいるそうです。
バンドウイルカと一緒に、くちばしの長さ、背びれの形が違う。
【バンドウイルカ×ハナゴンドウ】
見れる水族館:南知多ビーチランド
色はバンドウイルカなんだけど、頭の形がぽっこりしていてやはりハナゴンドウらしい。
ちなみに、餌はイカをあげているそうです(ハナゴンドウはイカを食べる)
【ユメゴンドウ】
見れる水族館:沖縄美ら海水族館
衰弱していたのを保護して、海の中道で飼育していたが、美ら海水族館に移動。
飼育の超難しい種類らしく、見れるの非常にレア!
見た目はオキゴンドウに似ているが、一回り小さい。
~ここからは現在はみれない種類~
【カワゴンドウ】
見れた水族館:マリンワールド海の中道
2005年に新種発見された新しいイルカ。東南アジアの河川にいるそうです。
マリンワールドで飼育経験あり。
【アマゾンカワイルカ】
見れた水族館:鴨川シーワールド
今は昔、鴨川シーワールドで見れたらしいです。
何よりも、捕獲が難しいんだそうです
絶滅危惧種が多いカワイルカではもっとも生息数が安定している種類。
【ミンククジラ】
見れた水族館:伊豆三津シーパラダイス
本当に昔の話だそうです・・・
【コマッコウ】
見れた水族館:鴨川シーワールド、南知多ビーチランド、マリンピア松島水族館
実は一番見てみたいイルカ。マッコウクジラの小さいverみたいなルックスで、ほとんどみられることもなく、
たまに座礁してたりしたのが保護される程度。
鴨川シーワールドでは一年ほど飼育経験あり。マリンピアでは保護して順調に回復したものの、東日本大震災で水質が悪化し、死亡・・・
以上!!ぜひ、水族館選びの参考に!
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